おばんです。
25日にバイトを終えて、もうこのまま仕事を収めて封をして二度と開けたくないとかぼやいて、本読んでたら気づいたらもう29日になってる。今年の休みの短さはあんまりだ。
今年は外出の機会が少なくなり、そうすると音楽を聞く時間も自然と減ってしまう。というのも、家にいると昼間はラジオをずっと聞き、それが終わって夜になれば野球見たりアニメ見たりしていると一日が終わってしまうからだ。
そのせいか、新しい音楽を探す気力もあんまり起きず、という悪循環に陥りそんなにリサーチできていない。
上半期ベストというものを作ったが今聞くと現在という布置に拘束されているせいで、うーん?となってしまうものもあったりした。だから年間ベストというものを作ったとしても、あくまで2020年12月末、そして急激な寒波が迫りくる日の中という状況に拘束されて作り出されたものでしかない。たぶん来年の7月とかに作ればまた違ったものができる。
そんな前置きをしつついってみよう。聞いてきたなかでこれは特に良かったというものがあるものの、とりたてて順位というものをつけない。
- Ana Carla Maza/La Flor
チェロ奏者で楽曲的にも音数が少なく非常にシンプル。今の季節にいいかもしれない。書きながら、ジョアナ・ケイロスを思い出した。
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Así/Comparidas
Asiは、こういうゲストボーカルを迎えて曲を作ると本当に良い。今年特に好きだったもの。
- Bruno Major/To Let A Good Things Die
今回年間ベストを作るぞ、と意気込んで2020年のプレイリストを上から振り返ってたら毎度途中で足止めさせられてしまった。丁寧で嘆息させられる曲。この後に、Moonsを必ず聞きたくなって振り返りが全く進まなかった。
- Chasol/Ludi
上半期にもあげたもの。
アルバムが出るぞ!とインターネットで見てあんまりにもびっくりしてしまった。と同時に、チャンネル3というアルバムが出ていたのを見落としていたことに気づいた。
- Cribas/La Ofrenda
これも上半期に。最高ですね。
- Daniela Spalla/Puro Teatro
完全に夏向けのポップス。
- Igor Pimenta/Sumidouro
豪華なメンツによる最高なやつ。
- Julian Gasc/L'appel de la forêt
みんな大好きStereolabのメンバーの一人によるアルバム。夏によく聞いてた。
- Marcos Ruffato/Vata
シンプルにいいですね。
- Meritxell Neddermann/In the Blackyard of the Castle
プレイリストを聞き直していて、そうそうこれ一時期ものすごく聞いていたと思い出した。
- Michael Pipoquinha & Rafael Martini/Cumplicidade
後半に結構聞いていた一枚。二人の技術力の素晴らしさに笑ってしまう。
- opan/Journal 01
春先に散歩しながらよく聞いていた。
- Peel Dream Magazine/Agitprop Alterna
少しだけなつかしさを感じてしまうようなシューゲイザーのバンドもの。
- Rafa Castro/Teletransportar
一曲目の表題曲がこれぞMPB!という感じで最高。
- Rodrico Borges/Assim Que A Vida Quiser
ちまちまとシングルとして出されていたものが4月頃にアルバムとして出されてよく聞いてた。これもこれぞMPB!
三人の名手が集まったライブ盤。とにかく上手い。ラストナンバーとかものすごい。いつも聞いては笑ってしまう。そう、人は上手いものを聞くと笑ってしまう。
- Rudy De Anda/Tender Epoch
ゆるい感じのギターポップ。できれば暑い盛りに出してほしかった。
- Sen Morimoto/Sen Morimoto
そう、良いポップスにも人は思わず笑顔になってしまう。
- Sesoneon/Nonadaptation
夏にぴったり。今年のうちで特に好きな一枚。
- Sir Chloe/Party Favors
MCM背負ってんのか?って雰囲気のジャケだけども、ロック・グランジといった具合で時々ほとんどNirvanaみたいな曲が顔を出してきたりしていてかっこいい。
- Tincho Acosta/Silencio
インターネットを見ると多くの人がRodrico Carazoを挙げているのでこっちもベストとして挙げてほしい。Rodrico Carazoも一曲目で入ってきてるぞ。
- 上坂すみれ/NEO PROPAGANDA
どういう並びなんだよ、と思われるかもしれないがプレイリストの並んでる順に選んでいるので悪しからず。apple musicによるとどうやら私はSPYをよく聞いていたらしい。
- Oscar Jerome/Breathe Deep
前からシングルやEPを聞いていて、いつフルアルバム出るんだと楽しみにしていたらようやく出てくれた。
- 角銅真実/oar
今年の最初の方に出たもの。とにかく空間の作り方が素晴らしい。フィジカルでも買おうと思ってたのに、そういえば忘れている。
- Céu/Apká!
前作も好きだったが今作も変わらず好きです。
- sora tob sakana/deep blue
解散し、数年間の思い出をありがとうということで。それにしても、ラストナンバーのタイトルが「untie」っていいですね。一番好きな曲は「まぶしい」です。
- 田中ヤコブ/おさきにどうぞ
おそらく今年最も楽しみにしていた一枚であり、最も聞いた一枚。「LOVE
SONG」が今年のベストナンバー。
- ナカムラリョウと前未来/空想音楽
これは完全に番外編のようなもので、数年前に限定的にリリースされていたものがサブスクに今年来たということで。今年の地味な驚きの一つはUNISON SQUARE GARDENがthrowcurveの「連れてって」と「表現は自由」をほとんど丸パクリと言っていいほどの曲を作ってたこと。結婚おめでとうございます。
- Rafael Martini/Vórtice
かなり久しぶり?なアルバムリリース。Rafael Martini Sextetというオーケストラで演奏されていた曲がバンド形式で収録されており、その中でも「Dual」はとんでもなく良い。
堀江由衣の曲の中でもCHILDISH♡LOVE♡WORLDが好きで、訓練されたオタクたちのコールを聞いて笑ってしまう。
- 動物園釘子戶/藏在你的房間
バンドの英語名がZoo Gazerでその名にふさわしいシューゲイザーバンド。夏によく聞いた。
以上!