年末調整

 激動の一週間を経てネットに何度でも蘇る。よろしい、ならばもう一度。

 神の采配をこれほどかというまでに見せつけられ、スピノザの言っていたことが少しわかったような気もしなくはない。おばんでございます。

 

◆去年の今頃はその年に読んだ聴いたもののベストを発表していたことをふと思い出す。

 ただ今年は専門書しか読んでない上に、あまりCDも買ってないゆえにとくに何か言えるわけでもない。今年出たもので読んだのは神林長平の「だれの息子でもない」だけのような。あと山尾悠子の初期作品集はよかった。

 しかし、今日クリスマスプレゼントかわりに自分に大量に漫画を買う。積み上げられる漫画、学会誌、専門書。

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 ◆先日、新宿のおざ研(

http://homepage2.nifty.com/ozakit/ozaken/)で行われた読書会に参加した。通算二回目。

 夜がふける新宿はいいもので、やはり僕は都市が好きだったのだということに気づく。数年前に神林の「ぼくらは都市を愛していた」で認識したことを再認識する。

 西武新宿前のヤマダ電機は眠りにつき、音のない電光看板。そのなかで、朝日を浴び、呼吸を始める西口にそびえるビルたち。都市は呼吸し、明滅し、蠢き、生きていることを実感する。ベンヤミンアウラの話がちょうど生きた。

 今度の読書会はあの「恋空」らしいです。

 後輩氏にこれを話したら僕が「恋空」を買い、そして「恋空」を読むことを想像するだけで笑いがとまらないと言われ、なんとも言えない気持ちとなる。

 

◆大学に篭って、煙草を吸うか、論文を書くだけの生活をしていると、世間から、社会から切り離され、曜日も日付も消失することを実感する。必要もないけど、クリスマスだということをいちいち意識に遡上させないと忘れるほどに。

 クリスマスを時間から切り離し超越させ、現前させるのはありでしょうか?

 

太陽/中村一義