漫画版

 今度は2013年漫画版です。こんばんは。

 今まで好きだった作家が新しいのを出したから買ったり、買い続けているものを買ったりと新しいのをあまり発掘はしないのですが、そのなかで新たに発掘されたもの(極小数)だったり、好きな作家が今年から新連載したもの等を書きます、書いていきます。

 

朝霧の巫女/宇河弘樹(HP蛸グラフ:http://blog.goo.ne.jp/tacho_g/)

 新しいものをとか言っていた矢先にこれです。しかしこれ大事。なんといっても十年ちょっと続いていたものがやっと完結したのだからね。僕が読み始めたのが五巻くらいが出た時からだったけど、それでもここまで長かった。

 後半は柚子が連れ去られて云々の話になっていたわけですが、大変正直に申し上げますとあんまり話についていけてなかった。僕自身がどこかに連れ去られてしまっていたのかもしれない。ただそれでも最後は大団円。よかったよかった、めでたしめでたし。

 こんな適当な書き方をしている上に、理解しているのかもわからないお前がこの作品の良さが本当にわかるのか!?なんて言われたらとりあえず謝るしかない。変に意地を張るときっと殴られるから。それでも好きです。いい作品です。内容についていけてなかったけど。

 陛下かわいいですね、陛下。

 

◆実は私は/増田英二(http://www.akitashoten.co.jp/comics/4253221688)

 これは週刊少年チャンピオンを愛してやまない友人に教えてもらいました。鳴かず飛ばずだった「さくらDISCORD」の増田英二がやっと鳴いて飛んだ作品です。少なくとも僕はそう思っている。いや、さくらDISCORDもいい漫画ですよ。あんまり貶めるとその週刊少年チャンピオンを愛してやまない友人に、週刊少年チャンピオンで殴られてしまう。こわいですね、なんで週刊少年チャンピオンって筋肉ものが多いのでしょうか。

 内容といえば、少年漫画にありがちな(あまり少年漫画を読んでいないので知らない)学園ラブコメディです。コメディ要素がわりと強い。2巻あたりからどんどん、ヒロインの恋のライバルもとい新キャラを出していることから察するに打ち切りも匂わせましたが、なんとかそれも収まり、今はいい具合に進行中。

 普段こういったありがちな学園ラブコメディを読まないせいか楽しい。たまたまそういった時に当たったからかはわからないが、内容がいいかどうかはわからないが、楽しい。

 何よりみんな阿呆でかわいいこですし、平和。みんなかわいいって大事。なんて言ったって、みんな可愛かったらどのページ見ても大体かわいいわけですからね。

 

不死身ラヴァーズ/高木ユーナ(一話試し読み出来ます:http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000006408)

 今年一番よかったと言えるかもしれない漫画がこれです。作者は今絶好調の進撃の巨人の作者(名前忘れた)のアシスタントをしていた人みたいです。

 ”甲野じゅんの人生にたびたび現れる“長谷部りの”という女の子。出逢うたび全力で長谷部に恋するけれど、想いが届くと彼女は幻のように消えてしまう! そのたび身を裂く悲しみが甲野を襲い、そしてまた、彼女は別人の“長谷部りの”として甲野の前に現れる!! 出逢いと別れを繰り返し、甲野は入学した大学で、またまた長谷部に出逢う。また長谷部は消えてしまうのか!? それとも今度こそ恋は実るのか‥‥!?”

 というあらすじになっています。あらすじだけ見れば「はあ、また少年漫画の恋愛モノですか…」と思うのですが、まあその通りである。

 この作品のヒロインである「長谷部りの」は消える。主人公の「甲野じゅん」との恋が実る度に消える。間違いなく消える。そして、また現れる。それは幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生、果ては人妻となって現れる。それに対して主人公である甲野はひたすら挑み、ひたすら消えるヒロインを見る。何度も何度も何度も。

 ここで、失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗したとはならずに、また現れるのを祈り、そして現れたヒロインに対して挑む。この姿が、勢いのある姿が少年漫画らしくはある。

 なんといっても長谷部かわいい。ああ、かわいいって大事。

 

アリスと蔵六/今井哲也(http://www.comic-ryu.jp/_alice/)

 ぼくらのよあけを終えた後に、新しく始まったのがこれです。自分を知らない超能力少女さなと頑固な花屋のじじい蔵六ハートフルサイキック ストーリー。

 かわいいですね、ここまで書いて少し疲れたので読んでください。

 

◆PiNKS/倉金篤史(http://yoimachizaka.web.fc2.com/index.html)

 長らくweb漫画を書いていたくらっぺ氏が倉金篤史としてのデビュー作。web漫画時代から非常に好きで、こちらも読んでいただければ嬉しいのですが、その人がなんとデビューするということで買った作品。

 小学生の時ってやはり性に興味があるわけです。しかも男の子なわけですし。僕の家の裏には神社があるのですが、そこにはよく雨に濡れてページはくっついている上に、泥やら落ち葉で汚れて捨てられているエロ本があったのです。今はもうないんですよね。捨てられなくなったエロ本はどこにいったんだってくらい。コンビニに売られている快楽天やら何やらはどこにいったんだって思うくらいに落ちてない。未来の小学生のために僕も神社にエロ本捨てればいいんですかね。

 ああいったエロ本って袋とじの中の写真ってたかが知れているじゃないですか。だって、あってもモザイクありとかAVのジャケットにありそうなくらいのやつ。何が袋とじだっていう程度の写真。当時の僕らは躍起になって探しまわって見ていた。けど肝心な所は本のなかにも、袋とじのなかにもなくて薄ぼんやりとしたものでしかなかった。

 それでも、ませた小学生っていうのは恐ろしいもので知りたがるのです。そこがどうなっているのかを。薄ぼんやりとしている一番大事なところがどうなっているのかを。

 エロ本探しって最高にスリリングな遊びではあったと思う。どう考えても知れないのに。どうやってもわからないのに。漠然とした背徳感のなかを駆けまわる。

 そういった僕の思い出を含めて、あの時にあった葛藤、背徳感、欲求を詰め込んだ作品。くらっぺ氏らしくよかったです。

 

◆漫画に関して、今年は散々に言い尽くしたFSSの連載再開、道満晴明が年に三冊も!あの冬目景が年に二冊も!だした年でもありました。来年はきっと出版しないのだろうなーとは薄々思っている。FSSはね、ほら、連載再開から一年経つことだし…わかってるよね?

 先日、2013小説版を書き上げたっていうのに、ゆやたんが新刊「ベッドサイド・マーダーケース」を本日出版。年末最後に置き土産をしていきやがった。買いに行きます、ええ買いに行きます。なんだかんだ言っても佐藤友哉のファンですから。

 

ではでは。