セカイの量子

自称セカイ系男子です

いつになったらキミと世界の終わりはおとずれるのでしょうか

おばんでございます

気づけば大学生になれてから2ヶ月が経っております

理系だからと期待していればヌルオタしかいなくてうんたらかんたら・・・・まあ元気に過ごしております

・今日は最近読んだ本からちょっと紹介です。またいつかのように感想文

日本辺境論/内田樹

いわゆる日本人は何かということを書いた本です

日露戦争から太平洋戦争、そして漫画までも扱って説いていく

ここまで断定されてるのも珍しい

タイトルの通りの日本人は辺境人であるという断定から始まる

普段僕たち日本人が不思議に感じている『空気』とはなんだ、日本人というものは比較することでしかアイデンティティを説明できない等

頷けるものが多い中、日本人つまり自分の皮が一枚ずつ剥がされ核たる部分をわしづかみにされる畏怖もあった

一神教vs多神教/岸田秀

岸田さんの持論である自我は壊れたものだというのをもとに展開される、何故多神教は一神教に勝てないのか、何故多神教はここまで栄えているのかを論じていく

主に一神教批判です

ニーチェのキリストに対するルサンチマンという見方を他の一神教にあてはめそしてさらに、ユダヤ人、ヨーロッパの人々はルサンチマンの民族であるからこそ一神教にたどり着いたのだという考え

ルサンチマンだからこそあそこまで排他的、絶対的になるというのはなるほどとなる

ここから小説

クォンタム・ファミリーズ/東浩紀

昨今話題のアニメシュタインズゲートの世界線やらジョンタイター世界線やらエヴェレットとかシュレディンガーの多重世界論のようなものを扱ったSF

最初に書いた二つは出てきませんが

あの評論家の東浩紀が書いたSFです

量子コンピューターが発達した世界において、平行世界に散らばる一つの家族のお話

普段評論をしている人が書くSFとはいかほどかと思えば、ほうほう面白い

この人に面白いと思わされるのは何故なのだろうか

象られた力/飛浩隆

グランバガンスやらラキッドガールを書いているあの人の作品です

この本はある双子の天才ピアニストをめぐる生と死の二元論、二重奏を描いたデュオ、呪界を旅する男と竜を描いた呪界のほとり、異星における夏至におきる怪奇を描いた夜と泥の、最後にある図形に秘められた力をめぐる話、象られた力の四つをおさめた短編集です

日本で一番綺麗な文を書くと言われたりするだけあって確かに素晴らしい

情景、感情がとても豊かで動き出しそうな感がある

そして文章の緩急が素晴らしい、文章の中にそれが見えてしまうくらいだ

話の内容もとてもいいものです

・読書をすることはとてもいいことかもしれないが、思考する機会を奪われているかもしれないというのをふと思った

便利になることは世界をつまらなくしていることに似ている

・先日、勝手にサブカル女子を規定した

規定されることを嫌うものを規定するというのはなかなか楽しい

サブカル女子は女子高生に多いという勝手な前提に基づいて話す

やつらはまず教室におけるルサンチマンである

だからこそあれほどまでに教室の中心人物たちが持っているものをはね除け、他人とより違うものを追随する(それにより無個性に陥る場合もあるが)

そして一番大事なのはみな少しずつ不細工である

このあいだのPeople In The Box 空から降ってくる vol.3 劇場編は大いに自由でとても楽しかった

門田匡陽/Nobody knows my name

ではでは